CASE 日本ベクトン・ディッキンソン株式会社様
日本ベクトン・ディッキンソン株式会社様に、デジタルマーケティング戦略立案および実行支援をお任せいただきました。
OVERVIEW
ご依頼の背景と概要
日本ベクトン・ディッキンソン株式会社様は、1971年、米国多国籍企業ベクトン・ディッキンソン アンド カンパニーの日本支社として創立されました。高い技術力にささえられた確かな製品や、高度な安全性を持った製品を提供、“明日の医療を、あらゆる人々に”という理念のもと、創立以来堅実に成長し続けてきました。
日本ベクトン・ディッキンソン株式会社様のグループが拡大し、事業環境が激変する中、デジタルマーケティングを強化するための戦略立案、社内共有、実現に向けた取り組みへの道筋を明確にすることが課題となっていました。その課題を解決するために、デジタルマーケティング戦略立案支援、コーポレートサイトのSEO(検索エンジン最適化)の支援、デジタルマーケティング実行支援を任せていただきました。
目的 | デジタルマーケティング戦略立案および実行支援 |
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期間 | デジタルマーケティング戦略立案支援:2019年7月~9月 コーポレートサイトSEO(検索エンジン最適化支援):2019年10月~2020年9月 デジタルマーケティング戦略実行支援:2020年10月~12月 |
範囲 | デジタルマーケティング戦略レポート作成支援 / デジタルマーケティング社内勉強会 / SEO調査レポート作成 / SEOコンテンツ作成のポイントをまとめた動画作成 / デジタルマーケティング部門立ち上げ支援 / デジタルマーケティング戦略会議支援 / 各事業部幹部との1on1ミーティング / 各事業部のデジタルマーケティング計画レポート作成 |
VOICE
お客様の声
デジタルマーケティング戦略の立案、及び実行を担われているストラテジックマーケティング部の晒様、佐々木様にメディウィルとの取り組みについてお話を伺いました。
1. 日本ベクトン・ディッキンソン株式会社の会社説明をお願いします。
晒様:日本ベクトン・ディッキンソン株式会社は、1971年、米国ベクトン・ディッキンソン アンド カンパニーの日本支社として創立されました。
ライフサイエンス研究用製品・臨床検査・感染症関連・薬剤投与などの製品血管、泌尿器及び外科専門領域における治療用医療機器を輸入販売しています。
私たちは医療技術で世界をリードし、医療分野での新たな知見を求め、診断や治療の質を向上させることで、明日の医療をあらゆる人々に提供することを目指しています。
2. デジタルマーケティングの推進を開始された経緯を教えてください。
晒様:2020年に社内でデジタルマーケティングを強化していくという方針が出て、10月から私が事業部を横断するストラテジックマーケティング部長となりデジタルマーケティングを推進していく責任者となりました。
このタイミングでメディウィルさんには、デジタルマーケティング戦略の実行支援というプロジェクトで支援していただくことになりました。
3. それはどのような取り組みをしたのでしょうか?
晒様:私たちには9つの事業部があり、その事業部の担当者たちに現場のデジタルマーケティングの取り組みについてアンケートをいたしました。
そのアンケート調査を踏まえて、2019年に作成したデジタルマーケティング戦略をブラッシュアップして、その後、全事業部のマーケティング担当者が一同に会してディスカッションするデジタルマーケティング戦略会議をオンラインで開催いたしました。
その戦略会議では、会社全体のデジタルマーケティング戦略の方針を示しつつ、事業部ごとの現状と課題を共有しました。
その後、各事業部のマーケティング担当者に今後具体的な行動に移していく戦略、それから課題を事前にヒアリングさせていただいて、その内容を踏まえた1on1ミーティングをメディウィルさんとさせていただきました。
そのミーティングでは、デジタルにとどまらずたくさんの戦術のアドバイスを頂いて、とても活発な議論ができました。
その1on1ミーティングで、私たちは“ターゲットの深い理解”“組織の連携の重要さ”をメディウィルさんに気付かせていただきました。また様々な手法や事例の紹介をして頂き、とても助かりました。
4. 戦略会議や1on1ミーティングを経て、社内で変わったと感じることはありますか?
晒様:はい、これは2つございます。
1つ目は、従来も私たちはデジタルを活用したマーケティングを行ってきましたが、コロナという環境も後押しして今まで以上にデジタルを用いた活動が活発になりました。
またプロフェッショナルのメディウィルさんと協業をしたことで、“市場ではどんな活動が行われているのか”、“どのような考え方で施策を行うべきなのか”、それから“どのような方法があるのか”など私個人だけではなく、事業部のメンバーも幅広い知見を得ることができたと思います。
2つ目は、先ほどお話ししましたように私は事業部を横断する役割に着きました。
過去は一事業部で仕事をしていましたけれども、新しい職種では様々な立場にいる仲間と仕事をして共に成果を出すことを求められています。
今回の戦略会議、それから1on1ミーティングを通じて、“各々の役割の明確化”それから“社内のネットワークの構築”ができたと感じております。
5. デジタル化を推進する中で大切にしていることはありますか?
晒様:コロナ禍で一気にデジタル化が進みお客様とのコンタクトの方法、それからニーズに応える手段も変わってきました。
そして何よりも今まで以上にスピード感も求められるようになってきたという風に感じております。
事業部を横断するストラテジックマーケティングとして、できるだけ既成概念にとらわれず新しいことにチャレンジする精神を持ち続けることを心がけています。 また、事業部のマーケター達が新しいことに挑戦をしやすいような環境づくりを心がけて活動することもしております。
何かを始める時には多くのステークホルダーが関わってきます。
“誰を巻き込むのか”“どういうネットワークを構築するのか”ということは非常に重要なポイントになるというふうに考えています。
今回メディウィルさんとの協業の中でその辺りのヒントをいただきました。
6. メディウィルに依頼していかがでしたか?
晒様:高い専門性と幅広い知見で、なるほどと思うことが多かったです。
かなり踏み込んだアドバイス、アクションが見えるようなアドバイスをたくさんくださるので、私自身この先の道筋が見えてとっても頼もしかったです。
コミュニケーションもかなりスムーズで、かつスピード感ありましたので、せっかちな私にはすごくノーストレスでした。
7. 今後メディウィルに期待することはありますか?
晒様:私たちは明日の医療をあらゆる人々にお届けするために、医療従事者、研究者、患者様に様々なソリューションを提供しております。
コロナによって大きく環境も変わり人々の行動も激変をし、またデジタル化が一気に進み市場にはたくさんの情報が溢れかえっています。
私たちだけではなく多くの人、それから企業がどのようにすればお客様に必要な情報をお届け出来るのかということを模索しているという風に思います。
この分野でプロフェッショナルなメディウィルさんには、引き続き私たちに大きな気づきを与えていただき、ともに医療業界に貢献していただければという風に思います。
8. メディウィルにデジタルマーケティング戦略立案支援を依頼した経緯を教えてください。
佐々木様:メディウィル主催のデジタルマーケティング講座に出席したことがきっかけになります。
一般向けのデジタル講座と違って、メディウィルさんのものはこの医療業界に特化しているというところで、非常に参考になりました。
メディウィルさんのデジタルマーケティングの講座を受講した少し前に社内の事業部の数が、約倍に増えました。
そうすると特にWebが進んでいる事業部、Webのことをあまり気にしていない、あまり進んでいない事業部があると。これは全体をある方向へ戦略を持って進めないと駄目だという風に感じまして、そこでメディウィルさんにぜひお願いしてみようという形になりました。
9. 実際にメディウィルとデジタルマーケティング戦略立案を進めていかがでしたか?
佐々木様:とにかく自分たちが気づかないところをズバッと言っていただけるというのが非常に勉強にもなり、それをもとに、“こういう風に戦略を立てていけばいいんだ”という非常に色々な知見を与えて頂いたなというところがあります。
またスタッフの方々がそれぞれ、SEOなど特化した知識を持っているのでちょっと不安になった時にすぐに聞ける、そしてすぐに回答いただけるところが非常に進めやすかったです。
10. その後、立案した戦略の実行支援をさせていただきました。
佐々木様:非常に良かったのが、(メディウィルのデジタルマーケティング社内)セミナーを主催したところ、受講したマーケティングコミュニケーションの方々が『あれはよかった』『すごく分かりやすかった』という風に評判が良かったところですね。
しかもメディウィルさんは、親切なことにビデオに撮らせていただけたので担当者が新しく入ってきたり、あるいはセールスからマーケに移動してきたり、そうするとまた一からトレーニングをしなくてはいけないと。
ただビデオに残していただけたのでそれを再利用してトレーニングを行えるというのが、すごくありがたかったです。
11. デジタル活用推進に向けた1on1ミーティングはいかがでしたか?
佐々木様:1on 1ミーティング自体がメディウィルさんの専門性の高いインタビューで、それを受けて、“今自分達はどういう風な状態なんだろう”、
“そして何が足りなくて何を目指して行かなくちゃいけないか”というようなことが非常に明確になったという風に感じています。
今までは他人事のような捉え方をしていたのが、やっぱり自分たちが、なんとか自分達の力でドライブして行かなくちゃいけないんだなという風にマインドが変わってきたと感じています。
12. デジタル化を推進する中で大切にしていることはありますか?
佐々木様:デジタル化を進めるにあたっては、非常に多くの事業部に数多くのマーケターがいらっしゃいます。
そうするとマーケターのレベルがそれぞれで違って、デジタルへの関心度も全く違うというところで、“この事業部に向けてはこういう形でやっていく”というような形でそれぞれの事業部に合わせて、マインドを変えて、考え方を変えて一緒に足並みを揃えて行っていくというところは非常に大事だなという風に感じています。
13. メディウィルのメンバーと接する中で魅力を感じていただけた点はありますか?
佐々木様:レスポンスの良さがすごく魅力です。 どんなに小さい質問や疑問にもすぐに丁寧に答えてくれますし、それもかなり時間を使って調べていただいたりもしています。
そういった親身になってこちらの立場を理解してそれで対応していただけるというのは非常にありがたく感じている点です。
14. メディウィルはどのような会社におすすめですか?
佐々木様:結果を出したいっていう風に真剣に考えているところだと思います。
ただ相談に乗ってプランを立てようというのではなく、自分たちが結果を残したいという会社さんには非常におすすめだと思います。
共に歩いて、共に悩んでいただいてで、一緒にゴールを見てくれる、(そういうのを望む会社には)会社にはおすすめだと思います。
15. 今後メディウィルに期待することをお願いします。
佐々木様:これからもずっと身近に感じられる”第1相談窓口”。最初にメディウィルさんにお声掛けする、メディウィルさんにご意見を頂いて、次にこういうことを考えればいい。
色々な会社を使うにしても、最初の相談窓口という存在を引き続きキープしていただきたいなという風に思っています。